ノックピンを使用したアウタータイプは、ノックが破損しても外れなくなることはありませんが、インナータイプ(Gノック等)の場合、ノックの外に出ている部分がなくなってしまうと、残った部分をとりだすのにちょっと細工が必要です。
左のような場合は素手でもペンチでも簡単に抜けますが、
外に出た部分がなくなってしまうと、うまく掴めずにノックを抜くことができません。
そんな時に、タッピングビスをノックにネジ込むと簡単に外すことができます。
ノックが緩く(注)、ノックに糊(ステック糊)をつけた場合、ノックを矢に密着させてしまうため、タッピングビスでは抜けないことがあります。
そんなん時は、3mm径のドリルを用意して、ノックの内側を削り、厚さを薄くするととれることがあります。
(ドリルの刃を素手で回してください、電動を使うと振動で矢が割れます)
それでも取れない時は、4mmのドリルでさらにノックの内側を削るとノックが割れて、矢から取れます。(取れない時もあり)
矢の内径は4.2mm程度ですので、4㎜のドリルで削るとノックが薄くなり自然に割れてしまいます。(割れないで綺麗に取れることもあり)
接着剤でノックをつけると、ノックを外すとき矢が破損することがあり、ノックには接着剤を使わない方が無難です。
注)ノックが緩いときステック糊(他の接着剤でも同じ)を使う場合、ノックにつけた糊が完全に乾いてから矢に取り付けください。 接着能力が残っているとノックが矢に固着する可能性があります。
糊は、あくまでもスペーサーの代わりに塗布します。