2016年9月9日金曜日

自己新で顔向けを学ぶ

学ぶシリーズ 020

600点への長い道のり

30m 336点 2014/8/13  Ave. 9.3

が、自己最高記録と記しました。 昨日(9/8) 2年ぶりに自己最高記録を更新しました。

30m 338点 2016/9/8  Ave. 9.4

得点分布は、

338点の得点分布
わずか2点ですが、更新は更新です。
青い棒グラフが実際の得点分布、茶色の折れ線が確率から導きかれる得点分布です。

10点と9点が僅かに違って表示されていますが、確率から導きかれた得点分布と実射の得点分布は一致しています。

X:    5本
10点: 12本
9点:  16本
8点:   3本

8点を1,2本に出来れば340点超えになりそうです。

この結果は、射形を色々いじっていたのでその成果が出たのかもしれません。その中で、一番効果的だった修正点は顔向けの安定だと思っています。

顔向けとは、的に対して顔を向けることですが、顔を的に向ける角度、前後・左右の傾きが一定でないと、矢は狙ったところに飛んでいきません。


私が顔向けを一定にするため行っていることは、

1: セットアップの時、的に顔を向け、視線を的に固定し、その中央に弓の上リムを入れ、弓の位置を決める

2: 引き起こしの時も、視線は的に固定のまま維持する

3: ドローイング開始前に、弦サイトを確認する(いつも同じとこにくるように)

4: フルドロー、アンカリングまで視線は的に固定、アンカリング時に弦サイトを確認する

このとき、弦サイトを視線を動かして合わせてはいけない、動いているのは、引き方(アンカー位置)が悪いか、顔向けが動いたためであり、1からやり直す(引き戻す)

弦サイトは、合わせるのではなく、確認するもの」であるようです。



顔向けは、両目を水平にして、その水平ラインと的に向かう矢のなす角度をいつも一定にするのが基本です。

体の軸がぶれたり、首を傾けたり、あごを引き(出し)すぎたり、すると両目のラインと矢のなく角度が変化してしまいます。

顔向けの少しのずれは、瞳が無意識に動いて、的を横から見たり、上・下から見たりして調整するため、サイト・弦サイトがあっているのに、矢が外れることがあります。(他の理由でも当然外れます)

顔向けの少しのずれによる、アンカーポイトと瞳の距離のずれは僅かですが、矢の刺さる位置は、距離30mで0.5~1点分ぐらいずれると思います。(あくまでも私の経験則ですが)

射はイメージ通りにうまくいっているのに、矢が少しずれる人は、顔向けがずれている可能性があります。

少しの顔向けのずれを発見するのは難しいですが、瞳が目の端の方に動くため、正しい顔向けに比べ視界がせまく感じることがあるようです。

弦サイト・サイト・的が見にくい場合も、顔向けがずれている可能性があると思います。

1 件のコメント:

  1. 約40年ほど前に和弓を練習し、つい2か月ほど前にアーチェリーを始めました。和弓に比べて顔向けは浅い、すなわち和弓は的を正面に見るように顔向けしますが、アーチェリーでは斜めに的を見るような感じになりますね。この違いに戸惑っていましたが、ようやく慣れてきました。
    そのおかげで、射が少しは安定してきたようで、当たりがまとまってくるようになりました。

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