2014年9月27日土曜日

引手の肘の高さ改造

第352回 練習

引手の肘の高さの改造結果を動画で撮ってみました。(アップは静止画)

 左が改造後            右が改造前
改造前は、ファイナルドローは引手の肩を中心に肘を後ろに回すイメージで引いていましたが、改造後は、引手を真っ直ぐ後ろ(水平)に中指で引く意識です。

改造後は、肘は全く上がっていないと思っていたのですが、実際はかなり上がっています。 自分の意識と実際は大きく違っています。

この程度の高さは問題なさそうなので、しばらくこの高さを維持するように引いてみます。

2014年9月26日金曜日

引手の指を考える

引手の指が弦に与える引く力は、中指が50%、指示指が30%、薬指が20%となどと言われていますが、数字で言われても機械ではないので実行は難しいようです。

前回、引手の肘が上がることを話題にしましたが、その修正策とて実施したのが次の点です。

・引手の肘は、アンカーに入れた状態のまま上げない意識(アンカー時の肘は高くはない
・アンカーからの弦を引く力(増加する力)は、すべて中指で受ける
薬指がすべり出しても気にしない
・指示指は顎に固定されているので少し開いていく

引手の肘が上がっていくのは、親指と指示指の付け根(顎に固定されたVのところ)を中心として、肘が上に、薬指が後ろに動く回転運動が起こっているためでした。

結果として、クリッカーを切るために薬指で弦を強く引いていました。

引手の肘の高さは、手首より少し高い位置を引き始めからリリースまで維持することにより、引きが緩まず、余計な力が指に入らいと言われています。

また、引手は、コンビニの買い物袋を3本指で吊るした時のように、指先のフック部以外は、力が抜けているのが理想だと言われています。

今回試みたことは、親指と薬指のフックには軽い袋がひっかり、中指にはだんだん重くなる袋が掛かっている意識で、中指だけでファイナルドローをする意識です。

2014年9月25日木曜日

引手の肘の高さを考える

第351回 練習

前回の練習で、押し手の改造具合を見るため動画を撮影してみて驚いたことがあります。

押し手の問題ではなく、引手の肘が異常に高いことに気が付きました。

引手の肘を高くすることで、
  指示指の全体を均一の力であごに密着させられる
  前腕の短い日本人でも矢筋を通すことができる
  小指が首筋の後ろにくる
  リリースの瞬間、引き手が下がることがなくなる
  クリッカーが楽に切れる

と良いことがありますが、過ぎたるは及ばざる如しで、肘を必要以上に高くすると引手の手首に角度が付き、指に力が入りリリースが安定しなくないます。  
肘の高さは、手首に角度を付けずに指に力が入らない高さで、指示指の延長線上に肘がくる程度が良いと考えています。

適正な肘の高さは、水平よりやや上が良いとされていますが、上げすぎもよくないとされてています、上限がどの辺かは体型によるのでしょうか?

引手の肘の高さ
今回発見した異常は、引手の腕と水平線で作る角度①が20度ほどあり、見た目にも異常に高いものになっていました。

昨年の10月の動画を計測すると角度②は約10度でした。

なぜこのようなことになったかと言えば、引手の肘を高くする意識をここ3月ほど持ち続けて、練習してきたためと思われます。(肘を上げるとクリッカーが楽に切れるのも一因ですが・・・・)

今日は、引手の肘を上げないよに意識しながら練習してみました。
まだ、安定しませがなんとなくできるようになりましたが、30mのサイトが4mmほど低くなり薬指の引く力が弱くなっています。

効果と言えば、弦に掛かる指の力が抜け、フォロースローで自然に引手が首の後ろに流れるようになりました。(得点が上がった訳ではありません・・・)



2014年9月18日木曜日

押し手の肩を考える

第346回 練習

押し手の肩の詰まりが気になっています。
その解消策の一つとして、弓の引き起こしのフォームを変えてみました。

改造前:
弓の引き起こし前、グリップを決めるとき、両肩のラインは的を指している

改造後:
弓の引き起こし前、グリップを決めるとき、両肩のラインは的に対して開いている

早い話、上半身だけオープンスタンスと同じ位置関係です。
足の位置はストレートスタンスですので、両足の先端のラインは的を指しています。

上の図の感じで、肩が的を指すラインより開いた状態で弓を引き起こします。
引き起しは、押し手に力を入れずに肘を楽にして、引手で弓を引き起こします。



この時、一旦グリップを押し手の肩より高い位置に上げ、押し手の肩を自然な位置で安定させます。

その後、上半身をストレートスタンスの位置にし(①の方向に肩を動かし)、矢のラインと肩のラインを平行にします。肩のラインを的に向かわせる動作により、押し手は自然に的方向に押し出されます。

矢の方向と弦サイトを確認後、②の方向に引き込みアンカー位置に付け、矢筋が通った理想の台形を完成させます。(下の図)
.
リリース前に、親指を的に押し込むため、押し手の手首を尺屈させます。(手首をねじることにより、親指を前・下に出します、押し手を伸ばす意識は厳禁で、手首のねじりのみで親指を押し込む意識です)

このフォームであれば肩の詰まりを感じることはなく、クリッカーが楽に切れます。


2014年9月14日日曜日

青梅オープン

第345回 青梅オープン

青梅オープンに参戦

50m 221点  9月の練習の平均 270点 (昨年の大会264点)
30m 310点  9月の練習の平均 318点 (昨年の大会313点)

と、惨敗で撤退となりました。

都民大会の汚名返上と、50mの練習を重ね、練習での平均点270点と一応の成果を得て臨んだのですが、221点と昨年の大会の264点にも及びません。

昨年は、大会での成績が、練習の平均点を上回り本番に強いとの評価をいただきましたが、今年は練習の平均点に大きく及びません。

今年は、昨年と違い大会になるとフォームが非常に硬くなっているが、自分でもはっきりわかります。

練習方法を工夫する必要がありそうです。

追記:
男子一般RC、20人中12位でした。

2014年9月10日水曜日

押し手の親指

第342回 練習

また、小ネタを一つ。

「リリース前に、押し手の親指を的に向けて押し込め」と言われていますが、押し込みが甘いと矢が右にはずれ、押し込みが強すぎると矢は左に外れます。

と、また指導員が一言。

私の場合、確かに押し手に力が入ると矢が9時の8点に飛んでいきます。 右側にはほとんど外れないので、実感はありませんが。

2014年9月6日土曜日

小ネタを二つ

第340回 練習

アーチェリーを初めて丸2年(9月5日で)が経過しました。
練習回数340回、2日に1回弱の練習をしていることになります。

さて、小ネタを2つ
一つ目は、弓の引き上げについて。

弓を引き上げるとき、どちらの腕で上げているでしょうか?
引き上げるのですから、決して押し手で持ち上げてはいけません。

押し手で持ち上げると押し手に不要な力が発生し、肩が上がり、肩が詰まる原因になります。

弓の引き上げは、引手で弓を引き上げる意識で、引手の手の方がグリップよいり常に上にあり、プレテンションを徐々に強めていくこと。

決して、プレテンションを引き上げの途中で緩めてはいけません。

と、指導員に言われて即実行、あら不思議、クリッカーが驚くほど楽に切れます。


二つ目は、リリースの後の指の形について。
リリースの後の引手の指の形は、指の力が完全に抜けただらしない格好でなければいけません。
元気よくパーの形に指が開いているのは、リリース時に指に力を入れた痕跡です。

リリースは、弦が引手の指をすべりながら指を押し開いて、弦が出て行きます。
その抵抗を最小にするには、指の力を完全に抜き、弦の運動を妨げないのが最良とされています。

人間の筋肉は、弦より早く動くことができないので、パーでリリースするより、指の力を完全に抜いた方が、弦が自由に動くことができ、綺麗なリリースになります。

と、また指導員の一言。

確かに、一流選手の動画を見るとどちらも納得です。

2014年9月4日木曜日

8月の成績

第337回 練習

8月の点取り回数は32回(192ends)で成績は、

最高点 336点
平均点 318点 σ 9点
最低点 295点

最高点の336点は、2σで5%ぐらいの確率で出る点数です。100回点取りをして5回ぐらいの確率です。

最低点の295点は、2.6σで1%ぐらいの確率で出る点数です。100回点取りをして1回ぐらいの確率です。

ちなみに、6月は、平均310点、 σ15点と大スランプでしたが、8月は7月の平均点318点、σ 8点と大差のない成績で、進歩もスランプでもない成績でした。