2014年9月25日木曜日

引手の肘の高さを考える

第351回 練習

前回の練習で、押し手の改造具合を見るため動画を撮影してみて驚いたことがあります。

押し手の問題ではなく、引手の肘が異常に高いことに気が付きました。

引手の肘を高くすることで、
  指示指の全体を均一の力であごに密着させられる
  前腕の短い日本人でも矢筋を通すことができる
  小指が首筋の後ろにくる
  リリースの瞬間、引き手が下がることがなくなる
  クリッカーが楽に切れる

と良いことがありますが、過ぎたるは及ばざる如しで、肘を必要以上に高くすると引手の手首に角度が付き、指に力が入りリリースが安定しなくないます。  
肘の高さは、手首に角度を付けずに指に力が入らない高さで、指示指の延長線上に肘がくる程度が良いと考えています。

適正な肘の高さは、水平よりやや上が良いとされていますが、上げすぎもよくないとされてています、上限がどの辺かは体型によるのでしょうか?

引手の肘の高さ
今回発見した異常は、引手の腕と水平線で作る角度①が20度ほどあり、見た目にも異常に高いものになっていました。

昨年の10月の動画を計測すると角度②は約10度でした。

なぜこのようなことになったかと言えば、引手の肘を高くする意識をここ3月ほど持ち続けて、練習してきたためと思われます。(肘を上げるとクリッカーが楽に切れるのも一因ですが・・・・)

今日は、引手の肘を上げないよに意識しながら練習してみました。
まだ、安定しませがなんとなくできるようになりましたが、30mのサイトが4mmほど低くなり薬指の引く力が弱くなっています。

効果と言えば、弦に掛かる指の力が抜け、フォロースローで自然に引手が首の後ろに流れるようになりました。(得点が上がった訳ではありません・・・)



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