2014年8月15日金曜日

矢を作る (羽根を付ける)

第 326回 練習

練習中に継ぎ矢でノックを壊してしまいました。

ノック交換のついでに、傷んでいる羽根を交換しました。

使用した道具

使った道具は、左から
a. 両面テープを貼る自作治具
b. 羽根用クリップ(自作)
c. カッター
d. 1本用ライン引き自作治具
e. ポスカ極細


Spin Wings Vanesの説明書に従い羽根を貼っていきます。

まず、傷んだ羽根をとり、シャフトの両面テープを綺麗にはがします。両面テープの残骸が残っているときは、シールはがしを使っています。(説明書では、Cleanserでとるようになっています)

シールはがし

傷んだ羽根








クリーニング後








羽根を貼るラインが薄くなっているものは、自作のライン引きでラインを引き直します。
Offsetはなしのラインで、ノック側のラインの端は、ノック溝から25mm(1”)、ライン長は45mmです。

引き直したライン

新規(3本用)のライン引き用治具

1本用ライン引き













次に両面テープをラインに貼っていきます。
両面テープは、羽根に付属したものではなく、少し細いものを使います。

両面テープの切り取り

巻かれた両面テープを治具に貼り、切り取ります。
切り取ったテープをシャフトのラインの上に載せ、貼ります。

ライン上に両面テープを貼る


羽根を自作の専用クリップに入れ、ラインに合わせて羽根をはります。
クリップに羽根を入れる
羽根を貼る












説明書にはありませんが、羽根の貼り付け部の裏表にラインテープ(1.5mm幅)を貼ります。
このテープを貼ることで、両面テープが外に出ないので、羽根とシャフトの間に他の矢の羽根が入り込み、付いてしまうことがなくなります。

貼り終わった羽根とラインテープ
ラインテープを貼る

エンドテープを貼る
両面テープ、ラインテープ、羽根をまとめて、前と後ろにエンドテープを貼ります。

エンドテープは説明書によれば、前側は1/8”、後ろ側は1/16”羽根にかかるように貼ることになっていますが、そこは適当です。

テープは、右用の場合、ノック側から見て時計回りに巻き付けます。(羽根を開く方向にテープを巻く

また、テープは1回半の長さを巻きつけ、最後は、少し強めに引っ張って切ります。(テープを強く巻き付けることができます


最後にエンドテープからはみ出した両面テープ、ラインテープがあれば、その部分をナイフで切り、剥ぎ取ります。

綺麗に揃った矢
貼り直したのは1/4程度ですが、18本の羽根をすべて綺麗にしました。

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