今回は、この肩の動きをリリースに利用できないか考えてみます。
前回、バックテンションは、「懸垂(チンニング:肩幅より広い手幅で、順手で行う懸垂)をするときに使う背中の筋力」でと書きましたが、この懸垂は鉄棒にぶら下がり両肩を下に下げようとする力で体を引き上げる動きです。
これと同じ力の入れ方で両肩を下げることができれば、バックテンションを使ってリリースしたのと同じ結果をうることができます。
さて、リリースのとき両肩を下げる動きは、どのようにすれば実現できるでしょうか。
1)正統派
アンカーに入れた状態で、背筋と脇腹の筋力で肩甲骨を下方向に引き下げることにより、肩甲骨を僅かに開き引き尺を伸ばし、クリッカーを落とす。
と、筋力と技術により体をコントロールしてリリースします。
一方、筋力も技術もない私は、
一方、筋力も技術もない私は、
2)なんちゃって派
アンカーに入れた状態で、息を吐き出すことにより肺の空気がぬけ、肩が落ちることにより、肩甲骨が僅かに開き引き尺伸びクリッカーが落ちる。(背中で引く力はアンカーに入れた時のままで増加していません)
なんちゃって派は、アンカーの位置を維持する力のまま、両肩を下げようとするもので、アンカーを保持する力があれば、バックテンションでリリースするのと同じ効果を得ることができます。
肺の空気圧で肺が膨らみ、その圧力が肩を押し上げる力として作用しています。ここ空気圧を減らせば、力の釣合が変わり両肩が自然と僅かに下がります。(この辺のことは、解剖学の説明がネットに色々載っています)
また、肩を上げながら息を吸い、息を吐き出しながら肩を下げる呼吸法もあるようです。
実際の呼吸法は、前回の「呼吸を考える」で記載したものが私に合っているようです。
息を吐く途中で、引き押しが緩むと肩が落るのと同時に、押し手が落ち、引手の肘も下がり狙いが大きく外れ、高得点は望めません、引合いの緩みには注意が必要です。
なんちゃって派は、アンカーの位置を維持する力のまま、両肩を下げようとするもので、アンカーを保持する力があれば、バックテンションでリリースするのと同じ効果を得ることができます。
肺の空気圧で肺が膨らみ、その圧力が肩を押し上げる力として作用しています。ここ空気圧を減らせば、力の釣合が変わり両肩が自然と僅かに下がります。(この辺のことは、解剖学の説明がネットに色々載っています)
また、肩を上げながら息を吸い、息を吐き出しながら肩を下げる呼吸法もあるようです。
実際の呼吸法は、前回の「呼吸を考える」で記載したものが私に合っているようです。
息を吐く途中で、引き押しが緩むと肩が落るのと同時に、押し手が落ち、引手の肘も下がり狙いが大きく外れ、高得点は望めません、引合いの緩みには注意が必要です。
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