シャフトの新調に伴い羽も変えてみようかと、友人に頂いた「Kプロダクツ フロナイトソリッドベイン」と従来から使用している「RANGE-O-MATIC スピンウィングベイン」を矢に貼り、各3本を同時に試射してみました。
結果から言えば全く同じにしか見えません。(各10点2本、9点1本)
当然と言えば当然の結果です。距離が短い(25m)ので矢の回転よる修正の違いは的面には表れない。(70mならば、違いがでるか?)
FOC(注)(Front of Center)は全く同じで、飛びも同じ。
前回、羽のオフセットについて考えるで述べたようにう、短距離では羽による修正力よりシャフト自身の特性が結果を左右するようです。
注)FOCとは、矢の重心の位置を表す指標で、図のLとAから、
FOC(%)=100*(A-L/2)/L
で計算されます。(矢の重心:矢の前側と後ろ側で、天秤が釣り合う点)
一般的(ターゲットの場合)に、FOCは、11%から16%程度が適正と言われているようですが、今回の私の矢のFOCは、L=725m、A=485mmで17%程です。
前側が重いトップヘビーとなっていますが、トップヘビーは矢が飛ぶときポイントが矢を引っ張る形となり矢飛びが安定し、羽に作用する空気抵抗の修正力を効果的に利用することができます。
しかし、あまり重いポイントにすると矢全体が重くなり矢速が落ちて、矢が山なりに飛び着矢の精度が落ちます。
FOC(注)(Front of Center)は全く同じで、飛びも同じ。
前回、羽のオフセットについて考えるで述べたようにう、短距離では羽による修正力よりシャフト自身の特性が結果を左右するようです。
注)FOCとは、矢の重心の位置を表す指標で、図のLとAから、
FOC(%)=100*(A-L/2)/L
で計算されます。(矢の重心:矢の前側と後ろ側で、天秤が釣り合う点)
一般的(ターゲットの場合)に、FOCは、11%から16%程度が適正と言われているようですが、今回の私の矢のFOCは、L=725m、A=485mmで17%程です。
前側が重いトップヘビーとなっていますが、トップヘビーは矢が飛ぶときポイントが矢を引っ張る形となり矢飛びが安定し、羽に作用する空気抵抗の修正力を効果的に利用することができます。
しかし、あまり重いポイントにすると矢全体が重くなり矢速が落ちて、矢が山なりに飛び着矢の精度が落ちます。
今回は、ACEよりポイントを軽く(110grを100gr)したにも関わらず、トップヘビーとなったのは、シャフトを軽くした効果の現れです。(ACEのFOCは18%程度でした)
ターゲットの場合、High FOCが求められる説明がNetにありましたので参考まで。
Why do FITA shooters prefer a high amount of FOC?
They are seeking precision long range accuracy. To achieve this, the arrows must be very stable in flight. High FOC permits stabilization from relative smaller fletching. Smaller fletching offers a lower drag factor and is less subject to the effects of cross-winds than larger fletching. These factors become important at the extreme ranges at which FITA shooters compete.