2014年6月14日土曜日

押手は押すな

第296回 練習

久々に気持ちの良い練習ができました。

25m 40cm的 (擬似50m)     282点(36射)
30m 80cm的             327点(36射)

600点越え(擬似ですが)です。

帰れまTen(実際にはGold(9点以上)でOk)で、3射連続Goldで練習を終わるようにしているのですが、今日は1回であっさりクリアーしました。

今日の最大の成果は、押手の肩の安定がグルーピングに如何に影響するかを実感したことです。まさに、パクキョンライ氏の言を実感したことになります。

パクキョンライ氏(韓国でオリンピック金メダリストを育ててきた人)によれば
   シューティングの上で一番大事なことは、押して側の肩甲骨を安定させること。
とのことです。

協会の指導員の方によれば、「弓に力を掛けない状態で、取掛けとグリップを決め、あとは素直に押手を引上げて撃つ」だそうです。

また、押手を押すのは厳禁だとも言われていました。(矢が左右にぶれます)

今日は、押手の肩を落とすつもりで、色々試してみましたが、ことごとく失敗の巻きでした。結局、「素直に押手を引上げて撃つ」が、一番引き尺が長いことが分かりました。

また、クリッカーが切れない時、押手を的に押し込んでみましたが、これも失敗。8点、7点が出てしまいます。

押手の手首を下に向ける程度のピボットをちょっと押し、グリップに隙間を作るは、うまく行く時がありますが、ちょっとでも腕に力が入ると、過ぎたるは及ばざる如しで、失敗します。

押手は押すなが一番よい成績となりました。
クリッカーが切れない時は、クリッカーをほんの少し(0.5mmぐらい)前に出せば楽に切れるし、こちらの方が矢のブレがありません。

クリッカーが切れないのは、はじめの「弓に力を掛けない状態で、取掛けとグリップ」の出来の悪さに理由があるようです。

切れないときは、引き戻してはじめからやり直すが肝要です。

アーチェリーは、楽に、無理をせず、力は最小限で撃つ が極意ですかね。 




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