学ぶシリーズ 008
引手は背中で引けとか、肘でで引けなどと言われています。
「肘で引け」は実際に肘で引いてみればすぐに実感できます。
今回は、肘を使って実際にゴムを引いてみたいと思います。
まず、道具を作ります。
- ゴム(百均で見つけたゴム)
- ゴムホース(30cmぐらい)
- 靴ひも程度の紐(20cmぐらい)
- 幅広の布(肘から手の指先までの距離x2の長さ)
- 幅広のゴム(なければ布で可)10cmぐらい
- 4が自由に動く輪
- 3と4を繋ぐ紐(20cmぐらい)
- 押手のグリップ(なくても可)
- 8のグリップに2のゴムホースを通す
- 2のゴムホースに1のゴムを通す
- 1のゴムの両端に3の紐もで結ぶ(ゴムの両端は折り返し、紐を引いても抜けないようにする)
- 4の幅広の布を2つに折って、先端に7の紐を輪っかにして取り付ける(7は4から外れないようにしっかりつける)
- 4の折り目を肘につけ、肘から2cm程度のところに5のゴムをつける(肘から布が肩の方向にずれないようにするため)
- 6の輪っかに4の布を通す(肘に布をつけたとき外側に外れないようにする)
- 7の紐の輪っかを3に置き、輪の中に4を通し、ゴムを布に繋ぐ
使い方
A. 肘で引いてみる
- 引手の肘に4の布をかけ、外れないように6の輪を肘の方向に寄せる
- 押手で2のゴムホースを押し、肘で1のゴムを引く(引き方は、引手の肘を上げて、弓を引くように引く、引手の指は、軽く4の布を包む感じで、指では引かない)
- 矢筋が通るまで肘を後ろ側に回す
B. リリースをしてみる
- A.1と同じにセットつる
- 押手で2のゴムホースを押し、引手の3本の指をフック状に曲げて、肘を上げて3の紐でゴムを引く(引く要領は、弓を引くのと同じ)
- 矢筋が通るまで肘を後ろ側に回し、最後に引手の指を緩める(リリース)
- 肘でゴムをしっかかり支える(矢筋が通ていないと肘が動いてしまう)
原理的には「バックテンションマスター」と同じですが、材料に強度がないのであまり強いゴムを引かないようにしてください。
まず、弱いゴムでフォームを固める必要があると思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿